ねずみ講? ― 2007年06月27日 16時30分48秒
MLMはネズミ講とどう違うか、という話ではありません。もしも、MLMとネズミ講との違いが分からない!という方がいらっしゃいましたら、まずその辺を調べてから読んでくださいね。
僕は基本的に、コミッションというのは取り扱い商品が実際に売れた時に、その売り上げから支払われるべきだと考えています。どういうことかと言うと、例えば500円の洗剤を1本、自分が紹介した人が買ったとします(MLMだからあえてこういう書き方をしたのですが、普通に言えば、自分が500円の洗剤を1本売ったということです)。この500円の売り上げのうち、5%だとか、10%だとかが自分の取り分になる、というのがMLMの基本なんじゃないか、とということです。何故かというと、商品を購入した人が説明の内容に納得し(当然この説明に嘘があってはいけません)、自分の意志で欲しいと思い、購入したのであれば、その製品を紹介した人にとっては一般的な販売行為と同じ訳ですから、販売手数料として一定の金額を得る事は全く問題のない事だからです。
しかし、こうした、商品の取引から発生した利益とは別のものからコミッションを支払う会社もあります。例えば、製品や、サービスを提供するための代理店を募集するという名目で、数万円から数十万円といった代理店登録手数料の様なものを取り、その手数料を再配分するというものです。
僕は「代理店」と呼ばれるものに対してそれほど詳しくないので、もしかすると間違った事を書いてしまうかもしれませんが、例えば、携帯電話を販売したいと考えた時には、DoCoMoなり、AUなり、SoftBankなりの代理店になる必要があります。そして、代理店になるためには最初にお金を払わなくてはならないというのが一般的なのだそうです。この仕組みをMLMに持ち込み、その手数料からコミッションを払う会社がある様です。
例えば、「○○○というサービスの取り次ぎをするための代理店として登録しませんか?手数料は10万円です。代理店になれば、このサービスの取次をすることが出来ます。更に、代理店を紹介した場合、その代理店の登録手数料10万円のうち5%を、更に自分が紹介した代理店が別の代理店を紹介した場合にも、紹介された代理店の登録手数料10万円のうち5%を・・・という様に、6階層まで、あなたに支払います。」という様な事です。(わかりにくかったらごめんなさい・・・)
こういう仕組みの場合、サービスが本当に充実していて、誰もがとは言わずとも、それなりの数の人達が納得出来る内容のものであり、更に、代理店を紹介しなくても、そのサービスを使ってくれるお客様を個人でも集められる範囲である程度確保出来れば、商売としても成り立つというのならば悪いとまでは言いません。しかし、コミッションとして支払われる金額の殆どが、サービスでの売り上げではなく登録手数料から発生する様なものだとすれば、それはネズミ講に限りなく近いものだと考えていいのではないでしょうか。
何故かと言うと。最終的に「手数料は払ったけれど、一人も代理店をやろうという人を紹介出来なかった」という人が沢山出てしまうのが目に見えているからです。サービスの内容が良かろうが悪かろうが、登録手数料だけを材料に紹介しても利益が出るのですから、マネーゲームに陥る危険性は高いでしょう。
こうした事は、MLMに誘われた時、まず最初に注意すべき点だと僕は思っています。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://kuroco.asablo.jp/blog/2007/06/27/1609938/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。